小規模企業向けUTMに必要な機能のうち、必須となる者がファイアウォールです。ファイアウォールは、内部ネットワークをインターネットを通して侵入してくる不正なアクセスを検知・遮断する仕組みです。送られてくる情報から接続を許可するか判断して、不正アクセルだと判断された場合は管理者に通報できる設計になっています。
小規模企業向けUTMの多くには、ファイアウォールを含んだ提供のものが多いので社内ネットワークの導入の状況に応じて付ける・付けないを判断すると良いでしょう。会社のネットワークに接続するPCやスマホには、セキュリティソフトで防護し通信などを制御するサーバーについてはUTMで管理すると概ね万全と言えます。UTMにはインストール型/アプライアンス型/クラウド型があり、それぞれの企業の状況に応じて対応が可能です。もしIT先任者が居ない場合は、クラウド型で対応するとサーバー上の管理もクラウド型を提供する会社にお任せできるので便利です。
小規模企業向けUTMとは、企業におけるパソコンのセキュリティ対策を個人のパソコンレベルではなく企業レベルで対処する仕組みを言います。これまでセキュリティ対策は、パソコン毎に行われて来ました。と言うより現在でもまだそちらが主流と言えるのではないでしょうか。しかしそのやり方をしていると、セキュリティソフトを各自のパソコンにインストールしなければなりませんし、買い換えが発生した時に入れ直す必要性も出てきます。
また、ソフトの種類が違ったりバージョンが違ったりすると不都合が生じるため、同じソフトの同じバージョンを導入しなければなりません。一斉に買えばいいのですがライセンス数情報の処理など非常に面倒です。小規模企業向けUTMを導入する事により、セキュリティ対策は会社全体で一貫して行えるようになります。システム管理者としても数十台ものパソコンを調べる必要もなくなるため、労力を抑えてセキュリティを向上させられる素晴らしい仕組みと言えるでしょう。
◎2023/7/27
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◎2022/9/15
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◎2021/11/26
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◎2021/1/31
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